二酸化塩素はもともと揮発性が高く、液体での保存ができなかったため、商品化が難しい成分でした。これをアメリカでアルカリ水溶液に溶け込ませ、安定化させることに成功した物が、安定化二酸化塩素です。この安定化により様々な用途に用いられるようになりました。

この安定化二酸化塩素の効果は世界中で認められ、アメリカではアメリカ環境保護庁(EPA)、アメリカ食品薬品局(FDA)、世界保健機構(WHO)において安全性、殺菌消毒性能、脱臭性能、防腐等の効果が認められています。また除菌・消毒効果が最も信頼されている商品として、インターナショナルデオキサイド社(デュポン社の子会社)が「アンチウム・ディオキサイド」という名前で製造販売しています。

二酸化塩素は酸化作用により、ウイルスや細菌のタンパク質を変化させます。ウイルスや細菌のタンパク質を構成するアミノ酸残基のトリプトファンとチロシンを、反応によりそれぞれN -ホルミルキヌレニンとドーパ、トーパという物質に変換します。この作用によって、ウイルス、細菌の構造が変わり機能が低下すると考えられています。ウイルス、細菌の他、カビにも直接はたらき、その構造を変化させて除菌することができます。